[ 2014-02-17 10:03:14 配信 ]
ゼニカルはスイスの製薬会社で製造されている医薬品です。日本では厚生労働省がまだ承認していないものであり、国内で製造・販売されてはいません。手に入れるには個人輸入をすることになります。
このゼニカルは抗肥満薬の一種で、脂肪を分解する酵素の働きを妨害することで、食べ物に含まれる脂肪分の吸収を抑えます。吸収されなかった脂肪分は腸を素通りして便として体外に排出されます。ただし、あくまで食事によって摂取する脂肪分に対して効果を示すものであり、摂取前から存在している内臓脂肪などを減らす効果は持っていないという点に注意が必要です。
日本において未承認の医薬品を個人輸入により手に入れ、摂取した場合は、身体に何らかの異変が起こっても全て自己責任になります。ゼニカルについては副作用として、胃や腸の膨満感、軟便、下痢、脂肪便、脂溶性ビタミンの不足などがあり、肝機能障害を引き起こした例も確認されています。ゼニカルを個人輸入で手に入れることを考えている場合は、用法、用量、副作用や薬の取り巻いている現状などをよく把握し、十分に考慮してから入手の判断をすべきです。