[ 2017-06-09 00:53:45 配信 ]
女性の不妊治療に病院でも処方される「クロミッド」のジェネリックであり、個人輸入で購入することができる排卵誘発剤です。病院で「クロミッド」を処方してもらう方が保険適用で安くはなりますが、いつどんな状況でも処方してもらえるとは限りません。自己判断で個人使用したい場合は、クロミッドと同様の効果を持つジェネリックのフェルトミッドを個人輸入するという選択肢もありでしょう。
フェルトミッドを使用することで、FSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体刺激ホルモン)の分泌を促進、排卵をうながします。妊娠する確率は25%~30%ほどまで上昇します。これは健常な方の自然妊娠と同程度です。
しかし、クロミッド、フェルトミッド共に排卵を促すものの、子宮内膜を薄くしてしまう傾向があり、そのために結局うまく妊娠ができないといった可能性があります。そして、症状によっては全く効果がないこともあります。副作用として排卵誘発剤特有の多胎妊娠(5%程度)、卵巣の腫れなどが起こる場合もありますので、使用には医師の判断を仰いだほうが良いでしょう。
不妊治療は時間も根気も必要です。排卵誘発剤を使っても、妊娠できる体内環境が整っていなければ意味がありません。フェルトミッドを購入したら安心というわけではなく、日々の生活で妊娠しやすい身体づくりをすることが重要になります。